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エキスパートが登場! 展覧会が10倍楽しくなる方法、教えます
上野の博物館や美術館で行われているさまざまな展覧会。事前の知識なしに見ても十分に面白いけれど、たとえば書や考古学的なテーマ、あるいは若手アーティストによる美術展など、背景や見方を知っているとより楽しめる展覧会もある。中国の昔の書はどう見る? 東京国立博物館にある古代エジプトのミイラの秘密とは? 学芸員や、その道のエキスパートの話を通して、初心者が展覧会を10倍楽しめる方法、伝授します。
中国の書はどう楽しむ? 書家と一緒に企画展をめぐろう【前編】
「文徴明とその時代」展が上野の東京国立博物館と台東区立書道博物館で、連携企画として開催されている。中国の明時代(1368〜1644年)の中期に活躍した書家の文徴明(1470〜1559年)と、彼を育んだ当時の蘇州の文化芸術を紹介する内容だ。中国の書と聞くとなんだか難しそうだけれど、初心者が楽しむにはどうすればいい? そのヒントを教えてもらおうと、NHK BS「奇跡のレッスン・書道編」でも注目された中国人書家の熊峰(ゆうほう)先生と一緒に2館をめぐった。前編では台東区立書道博物館へ。先生、誰にでもわかる書の見方を教えてください!
中国の書はどう楽しむ? 書家と一緒に企画展をめぐろう【後編】
初心者でも楽しめる中国の書の見方のヒントを教えてもらおうと、中国人書家の熊峰(ゆうほう)先生と一緒に上野で開催中の「文徴明とその時代」展をめぐった。東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画として開催されている。書は書かれている文章の意味よりも漢字の雰囲気を感じることが大切だというが、具体的にはどう鑑賞するのだろう。いよいよ後編、東京国立博物館へ!
企画展を2館で同時開催! 中国の書家・文徴明ってどんな人?
2020年の幕開けから、東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画として開催されている「文徴明とその時代」展。中国の明時代(1368〜1644年)の中期に活躍した書家の文徴明(ぶんちょうめい/1470〜1559年)と、彼を育んだ当時の蘇州の文化芸術を紹介する内容で、両館で一つの展覧会となっている。文徴明は日本ではあまり知られていないが、明時代を代表する大家。実は若い頃は字が下手だったといわれ、生涯をかけて字の鍛錬を続けたというエピソードも残っている。書に詳しくない人でも当展覧会を楽しめる方法を、東京国立博物館の東洋書跡研究員、六人部克典さんに伺った。
新事実も発覚! トーハクに眠る、世にも珍しい古代エジプトのミイラ
国立科学博物館で開催中の特別展「ミイラ」。世界中のミイラが一堂に会し、連日、多くの人が訪れているが、実はその隣にある東京国立博物館(トーハク)にも世にも珍しいミイラが常設展示されている。知られざるトーハクのミイラの秘密が今、明らかに!
若手作家の登竜門!「VOCA展」の見方、教えます
上野の森美術館で毎年行われている「VOCA展(ヴォーカ展)」。若いアーティストが世に広く知られる機会の一つとして知られ、2020年で27回目の開催となった。具体的にはどのような展覧会なのだろう? VOCA展を20年以上担当してきたベテラン学芸員に、その魅力と楽しみ方のポイントを伺った。